利休
2018-06-27 9:53
カテゴリー:社長ブログ
有名な話です。
茶聖と呼ばれた千利休。
弟子から「茶の湯の神髄とは何ですか?」という質問を受けた。
利休は、7つの要点にまとめました。
茶は服の良き様に点(た)て、
炭は湯の沸く様に置き、
冬は暖かに夏は涼しく、
花は野の花の様に生け、
刻限は早めに、
降らずとも雨の用意、
相客に心せよ」
と答えました。
弟子が「師匠、それくらいは知っています」を返事をしました。
利休は「もしそれが十分にできましたら、私はあなたのお弟子になりましょう」と答えたという話。
当たり前の事を当たり前に出来る自分や組織を創るには時間を要します。
知っている事と出来る事は違います。
出来るまでに3か月、1年、3年、5年、いや10年かもしれません。
10年後の豊かな人生のビジョンを描くのであれば、この意味に、早く気づくべきだと思うのです。
戦略や戦術以上に風土。
なぜか?
自らが経営する組織がどちらが良いのか。
経営者によって異なりますが、気持ちよく経営したいし、気持ちよく働いて貰いたいからです。