あんまり要らない
コロナ感染防止対策でリモートワークが推奨される中、ご自宅で過ごされる時間が増えていることは承知の通りです。
また、旅行や出張などの制限もあり、ZOOMなどのオンライン商談やミーティングも新しい当たり前として定着し始めています。
オフィスを縮小する企業、その反面、自宅をリフォームして仕事に集中できる環境として書斎を設ける方が増えている。
私達が主力として扱うアパレルも同様になるというもの。
オフィスカジュアルやスーツ、ドレスなどの需要は縮小、在宅ワークで十分とされるユニクロなどの普段着が売れている。
結局、見栄を張る機会が減れば、アパレルで自分を武装しないということ。
一方、ヘルスケアの領域はアクティブシニアの増加もあり、市場は拡大している。アウトドアブランド、ヨガウエアなどのスポーツ関連ウエアが成長しているのも、武装するのではなく、自身が健康的でありたいという方が増えているからだと思います。
出張も不要、スーツも不要、、、あんまり要らないことを実感した私達。
こんな新しい当たり前に順応できる企業が生き残る。
もちろん、海外渡航や遠方への旅行は自粛が終われば、一気に海外旅行にマイクロツーリズムから一転して、増えるとは思いますが、時間は1年半~2年は先の事なのではないかと思います。
普段着、アウトドアで着る服、スーツよりセットアップがもてはやされ、非日常で着るような洋服の販売価格は上がる。
これらを踏まえ、リユース業界各社の経営判断も分かれていく。
レッドオーシャンに体力で突っ込むのか、ブルーオーシャンに戦略シフトするのか、ロングテールで生き残るのか。
私達は大企業ではない。短期的に利益を上げる思考は意味を成さない。
顧客に必要とされる以上、顧客に報いる戦い方をこれからも選ぶだろう。