15期スタート
創業19周年目、設立15期目を迎えました。
色々なデータはありますが、創業から5年後の企業の生存率は15%程度です。
10年後は6.3%前後、20年後は0.3%前後とも言われています。
生存し続ける企業には当然、色々な理由があると思います。
個人的には、社会に対して、どのように良い影響を与えるのかが明確になっている企業だと思っています。
オーナーや経営陣、上司を見て仕事をするのではなく、理念やビジョンを見て仕事が出来ている社員の構成比が多い企業の方が質の高い仕事ができるし、ビジョンの再定義を経ながら、成長し続けられる企業だと信じています。
一瞬、儲かるのであれば、一昔であれば、投機のような物品を多量に扱うことで財を成すことは出来た業界だと思います。
私には特段、カリスマ性というものは無いですが、不要だと思っています。
経営トップが変わっても、お客様が安心して弊社と長く付き合えることが責任を果たすということだからです。
そういう意味では、理念の浸透、ビジョンの共有、価値観の共有がまだまだ浅い段階だと思います。
15期は「らしさの追求」というスローガンを掲げました。
好きなことが仕事になる時代。働く場所も会社もある意味、選べる時代です。
ある意味、働き方ひとつとってみても、多様化に動いている時代ですが、あえて弊社は逆流し、同質性の追求に努める1年にします。
この先、1年程度でしょうか、武漢ウイルス不況やオリンピック延期などの影響を受け、非常に厳しい経営状況は避けては通れないでしょう。
だからこそ、1人1人のありたい姿を常に問いかけ、会社の未来(ビジョン)と照らし合わせ、合致できる点を共有しながら切磋琢磨し、強い経営ができる組織づくり、危機管理意識の高い組織づくりに没頭したいと思います。
お客様、お取引先様、金融機関様から必要とされる会社であり続けるように一層の努力をして、来期の創業20周年を祝いたいと思います。